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今季も。喫茶で人気のはちみつレモン
2022.01.20
こんにちは、まめぐらです。
年が明けたと思ったのも束の間、1月もあっという間に後半となりました。
今年は岐阜も雪の日が多く、寒い日が続いています。
その分お日さまの暖かさがありがたいように、温度を感じやすい季節でもあります。
霜がおりた草のキラキラや、澄んだ空気は朝の凍るような寒さの中でより美しく、時を忘れてしまうほど。
厳しく感じられる中にも光を見つけることができることを教えてくれるのも、また自然だったりするのです。
私の自宅の庭にある畑には、レモンの木が一本あって今年も100個ほどの実をつけてくれました。
このレモンが、喫茶でお出ししているはちみつレモンになります。
完全に土だけで育った無農薬、無肥料の自然栽培のレモンです。
4年ほど前、一度は葉っぱが全部落ち、枯れ果てて見る人皆が諦めたレモンの木。
私は幹の一部がわずかに緑色なことに望みをかけて、毎日声をかけながら見守りました。
最後の葉も落ち、いよいよ諦めるしかないのかしらと肩を落としかけた頃、新しい芽が出始めそこからみるみる元気な葉が生い茂っていきました。
蕾が花になって蝶が飛び交い、青虫が葉っぱを美味しそうに食べて大きくなっていくのを見るのが毎年の楽しみになっています。
初めて花から実になった時は感動で、その年は残念ながら大きくなる前に落ちてしまったのですが、次の年から落ちることなく毎年実をつけてくれます。
最初のレモン(小さいけどちゃんとレモン)
実の数も年々増え、この小さなレモンから3年半の今年、100個ほどのレモンを収穫することができました。
去年の夏、炭酸割りをたくさんの方に喜んでいただいてとても嬉しかったので
今年も何回かに分けて、レモンシロップを漬け込んでいます。
喫茶ミカヅキのはちみつレモンは、甜菜糖と貴重な国産はちみつでレモンを漬けます。
今年は、粉の甜菜糖とはちみつ、氷砂糖タイプの甜菜糖とはちみつ、両方漬けました。
ドリンクの色が濃い時は粉の甜菜糖で漬けたシロップです。
薬にも肥料にも頼らず、見事に復活したレモンの木。
その力強い生命力を丸ごといただけるありがたさに感謝しながら、丁寧に漬けたレモンシロップです。
アイスは炭酸割り、寒い今はホットレモンが美味しいです。
宜しければお試しください。
最後に、はちみつレモン、オーガニックスパイスジンジャエールでもお世話になっているはちみつを分けてくれてるミツバチさん、いつもありがとう。
近いうちに何かでお返しさせてください。
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